変身 第1章
Conflictとは
何かと何かの対立
変身の場合、自分と自分の対立?
「変身」したことについてのConflictと、対人関係におけるConflict、のつながりが見つかると面白い
二種類の困難
虫になったことによる困難
会話ができない
働けない
怖がられる
--> めっちゃ特異
人としてもともと抱えていた困難
上司(支配人)が圧をかけてくる
仕事の不満
借金の返済、親を養う必要がある
--> なんの特異性もない、すごい一般的な「人」のなやみな感じがある(マクロ的解釈、あくまでも解釈の一つ)
どのようなConflict?
人でありたいという思い(未練?)
人として扱われたいグレーゴル vs 虫として扱う周りの人たち
人として扱われたいグレーゴル:
仕事まだできますみたいな態度、内面の思考
特別な生活はしていなかったけど、ごく一般的な「人」として今まで存在できていた
「人としてもともと抱えていた困難」と繋がる(あくまでも一解釈)
一般的な「人」としてのプライド
未練?
虫として扱う周りの人たち:
「できるだけ速やかにグレーゴルを部屋に追い戻さなければならない、これが父親の固定観念であった
固定観念:虫の扱い方の固定観念をグレーゴルに当てはめている
虫の姿を怖がって、自分の話を周りの人が聞かない
(どちらにせよ伝わらないけど)
何をもって「人」であると認められる(人として扱われる)のか
意思疎通?
ビジュアル
グレーゴルは、もし会話ができていれば働けたのか
哲学のやつで見た、「人間の実体は関係性だ」みたいな話(うろ覚え)で言うと、
周りが虫と扱っていることによって虫になる?(??)
先生「グレーゴルの内面的葛藤としてのconflictも見るべきかも」
最初の部分では、グレーゴルはギリ会話できたみたいな風に描かれてる
ただ、実際はできてなかったのでは?
相互に会話ができているシーンはどこにもない
グレーゴルが最初は話せていると思い込んでいるだけ